心と体 呼吸で整える(達人の技)
放送日:2021年6月14日ネガティブな感情が強くなると呼吸が速くなります。
呼吸の速さは脳の扁桃体がコントロールしています。
人がストレスを感じると扁桃体が刺激され、呼吸のリズムが速くなります。
速くなったことがストレスにつながる悪循環になります。
浅い速い呼吸は感情と密接に関わってくるので、やる気がなくなったりイライラしたりすることが起きます。
それを軽減するためには深く呼吸することが重要で呼吸に関わる筋肉である呼吸筋です。
呼吸筋ストレッチ体操
息を吸うため・吐くための筋肉を柔らかくすることが重要。
息を吸うための筋肉、背中にある僧帽筋と脊柱起立筋という二つの筋肉を伸ばします。
胸のあたりで両手を組んで、腕を斜め下に伸ばしながら背中を丸めます。
そのあとは元に戻すだけ。
最初は息を吐ききっておきます。
鼻からできるだけゆっくり息を吸いながら背中を丸めます。
前に曲げてくると背中の筋肉が伸びます。
その状態で息を吸うと、背骨の筋肉が柔らかくなります。
吸い終わったら、口からゆっくりと息を吐きながら元に戻します。
これを3回繰り返すと1セットで、毎日1セット続けることが大事です。
息を吐くためのストレッチ
鼻から息を吸いながら後ろで両方の手のひらを上にして手を組みます。
斜め上を見て口からゆっくりと息を吐きながら腕をまっすぐに伸ばします。
これで肋骨の周りの筋肉を伸ばします。
これも3回が1セットで、毎日1セット続けることが大事です。
呼吸筋が動きやすくなると、肺機能にもいい効果があります。
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